カナダ西海岸・ブルーベリー(栽培種)アジア市場拡大を見据えて

8月のバンクーバーは収穫真っ盛り

夏になって本格化したブルーベリーの収穫。今年は春先からの低温による受粉不良、数年前から広がっているウィルスの影響により、収穫は例年より2割ほど少なく粒も小さめですが、味は甘くて大変美味しいものでした。

夏にはさまざまな国から集まった人々が収穫を手伝っています
収穫する大きなトラクター

ブルーベリー人気が高まるアジア市場での可能性

アメリカやカナダでの需要は昨年に続いて好調ですが、アジアでの消費も増えています。韓国や香港に加えてフィリピンやベトナム、台湾でもブルーベリーの人気が高まっているからです。トロピカルフルーツの産地である東南アジアにおいて、北米産ブルーベリーの新たな食べ方も提案したいと思います。
バンクーバーではReka、Legacyなどの新しい品種も栽培面積を増やしています。甘みが強くて大粒の品種なので、近い将来日本やアジアで紹介したいものです。

大きくて青い実が空に映えていました