環境にも優しいカナダ・ケベック州のブルーベリー畑

今年は大豊作のワイルドブルーベリー

昨年は7月寒波の影響で例年の半分ほどしか収穫できなかったケベック州でしたが、今年は打って変わって大豊作でした。11~12年に1度の周期で不作が訪れると現地の人に聞きました…しばらくは安心のようです。
ウクライナやベラルーシも野生種ブルーベリーの大産地ですが、長引く戦争の影響で収穫もままなりません。これまでそれらの国から輸入していた欧州の国々からケベックの野生種ブルーベリーに引き合いが増えています。

野生種はくるぶしほどの背丈
近づいて見るとたくさんの実がなっています
背の低い実を収穫するために使われている機械

農薬の少ない畑も魅力のひとつ

ケベック州ではオーガニックの畑も増えています。元々、農薬を使うことが少ない土地なので、SDGS的にも環境に優しい作物として今後もっと注目されるかもしれません。
北米ではオーガニック市場は毎年拡大しています。カナダのパッケージはオーガニックのものとそうでないものの数種類ありました。日本の売り場でももっとオーガニックや野生種、栽培種など色んなブルーベリーを見ることが出来るようになるといいですね。

右のパッケージには大きくオーガニックと書かれています